No.5, No.4, No.3, No.2, No.1[5件]
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診断メーカーのお題で書いて、過去にSNSにあげたものに加筆修正したもの。
次回あたりに本に纏めるうちのひとつ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「君を守りたいんだ」
重ねられた手のひら。指の間からしっかりと握り締められる。
しっかり、というより、強い痛みをもってして、握り締められる。
「いてぇてよ……」
南泉は抗議の声をあげはするが、その声は聞き入れられない。ようは軽やかに無視されている、ということ。
「長義、聞こえてんだろ」
普段は山姥切、そう呼んでいる。だがこういうとき、南泉は彼を長義、と呼ぶ。それが特別な呼び方であることを示すために。
「聞こえてるよ、南泉……」
また同じように、山姥切も南泉、と呼ぶ。普段のからかうような、山姥切長義しか呼ばない呼び方で呼ぶのではなく、南泉一文字の名前をしっかりと呼ぶ。
この状態は限りなく睦まじくあることを物語っているが、場の空気は睦まじさをもってしても、居心地の悪い、微妙なものである。
「オレはいてぇって言ってるんだよ。聞こえてるなら、離せよ」
頬をぷっくりと膨らませ、唇をつんと尖らせ、今度は要望をしっかりと伝える。
「断る」
しかし長義は迷うことなく、即答で南泉の要望を断ち切る。
「にゃんでだよ……!」
「そんなの離したくないからに決まってるだろ」
唇の口角をあげた、艶やかな笑みで、長義は臆面もなく言葉を紡ぐ。
「離したくないし、なにより俺は君のことを守りたいんだよ」
「お前はまたそれかよ……」
南泉はため息混じりに加え、呆れた調子で、肩を落としながら、またか、とばかりの言葉を吐き出す。
長義はことあるごとに、南泉を守りたいと言う。肌を重ね合わせるたび、それはもう口癖のように。
「オレはお前に守られたいなんて微塵も考えてねえ、にゃっ!」
握り締められた手のひらを今度は南泉が強く握り締め返す。
「猫殺しくんも、いつもこれだ……」
長義は長義で肩をすくめ、やれやれと言わんばかりの表情を浮かべる。
畳む
次回あたりに本に纏めるうちのひとつ。
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「君を守りたいんだ」
重ねられた手のひら。指の間からしっかりと握り締められる。
しっかり、というより、強い痛みをもってして、握り締められる。
「いてぇてよ……」
南泉は抗議の声をあげはするが、その声は聞き入れられない。ようは軽やかに無視されている、ということ。
「長義、聞こえてんだろ」
普段は山姥切、そう呼んでいる。だがこういうとき、南泉は彼を長義、と呼ぶ。それが特別な呼び方であることを示すために。
「聞こえてるよ、南泉……」
また同じように、山姥切も南泉、と呼ぶ。普段のからかうような、山姥切長義しか呼ばない呼び方で呼ぶのではなく、南泉一文字の名前をしっかりと呼ぶ。
この状態は限りなく睦まじくあることを物語っているが、場の空気は睦まじさをもってしても、居心地の悪い、微妙なものである。
「オレはいてぇって言ってるんだよ。聞こえてるなら、離せよ」
頬をぷっくりと膨らませ、唇をつんと尖らせ、今度は要望をしっかりと伝える。
「断る」
しかし長義は迷うことなく、即答で南泉の要望を断ち切る。
「にゃんでだよ……!」
「そんなの離したくないからに決まってるだろ」
唇の口角をあげた、艶やかな笑みで、長義は臆面もなく言葉を紡ぐ。
「離したくないし、なにより俺は君のことを守りたいんだよ」
「お前はまたそれかよ……」
南泉はため息混じりに加え、呆れた調子で、肩を落としながら、またか、とばかりの言葉を吐き出す。
長義はことあるごとに、南泉を守りたいと言う。肌を重ね合わせるたび、それはもう口癖のように。
「オレはお前に守られたいなんて微塵も考えてねえ、にゃっ!」
握り締められた手のひらを今度は南泉が強く握り締め返す。
「猫殺しくんも、いつもこれだ……」
長義は長義で肩をすくめ、やれやれと言わんばかりの表情を浮かべる。
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本当の面倒くさがりは、誰もやらないからといって立ち上がりはしない。
たとえどんなに自分のいる場所の人間が少なくて、やる人がいなくてもやらない。
と言われて、そっかー?そうなんだー?まあそうだなー!
となっている新刊カード集め。
人になにかを言われたら自分のダメだった面の反省は当たり前にする。
だけど自分もそれなりに傷付くし、悪意は恐怖なのでしんどくなって全部嫌になったし、捨てようか考えたし、引き籠もりもしたし、今も恐怖が大きすぎて怖くてなにも見れないままなので結局引き籠もり継続してるし、大々的な音頭はもう取らないことにした。
それでも集め続けてはいる新刊カード。
そんな状態でもお前集め続けるのかよ!無理すんなよ!と周りに言われたりなんだしているけど、わたしは本という形が好きで、人とじかに触れ合えるイベントが好きなので。それを自分の好きなカプでできるというなら、集めるしかないんだよ。
わたしはね、紙媒体の同人が好きでイベントが好きなんだよ。
一番枚数把握ができるところにいるのが自分。あと何枚あればカプオンリー開催の50枚になるかわかっている。
どうにかできるかわからないけど、新刊カードは作るしかないものだから、次の投票イベントまでに作るしかないかー!と、作ろうとしているよ。
集めるっていうのは、そういうことだと思っているので。
本当にどうにかできるかはわからない。
あと1枚とかそういう次元ではないから。
そもそも作業に費やせる体力も時間もそんなにない。
仕事が忙しい時期なので、わたしは常に瀕死です。
繁忙期閑散期関係なく、通勤含めて14時間労働に取られてる毎日だからなー!
半日以上労働に時間取られてるとか本当に意味がわからないね。わからん。なんで?????
でも自分の好みの自分の好きなちょぎにゃんは自分にしか書けないからねえ。自分で作るしかないんだよね。
美少女×可愛い、強気×強気のちょぎにゃんをわたしは今後も元気に書こうね!!
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